老々介護
今日は、両親が散髪、パーマをかけたいということで、車にて送り迎えを
する。
父親がいつも行っていた散髪屋さんは、今年1月末で閉店したため、
翌月から近くの散髪屋さんへ行っていたのだが、アイパーのうまい
店がどうしても見つからず、ご無理を言って閉店した店の主人にお願い
したら、「いいですよ。 私の自宅で良ければ、散髪しますよ」と言って
いただいた。
しかし、散髪屋さんの時の資材は、店ごと、すべて引き払ったので、学習机
の前に座り、鏡は姿見で、アイパーしてもらった。
腕は一流なので、父は満足し、終わってからしばらく、世間話を元散髪屋さん
の主人としていた。
母の方も3時間ぐらいかかったが、待っている間、父と近くの喫茶店で馴染みの
ママさんと話していた。
ママさんや元散髪屋さんのご主人など、やはりここら辺は、長屋風情、昭和人情
が満載だった。
小生も子供の頃、ここの近くの市営住宅に住んでいて、母親に怒られたら、近く
のおばちゃん家に行き、母親が引き取りに来るまで、そこの子供と遊んでいたな
と思い出した。
長屋の人情はよかったなあ・・・。
狭かったけれど、近所のつながりは強かったな・・・
昭和は遠くなりにけりだわ。