還暦前に再出発

人生第二章の自分

老々介護

今日は、両親が散髪、パーマをかけたいということで、車にて送り迎えを

する。

父親がいつも行っていた散髪屋さんは、今年1月末で閉店したため、

翌月から近くの散髪屋さんへ行っていたのだが、アイパーのうまい

店がどうしても見つからず、ご無理を言って閉店した店の主人にお願い

したら、「いいですよ。 私の自宅で良ければ、散髪しますよ」と言って

いただいた。

しかし、散髪屋さんの時の資材は、店ごと、すべて引き払ったので、学習机

の前に座り、鏡は姿見で、アイパーしてもらった。

腕は一流なので、父は満足し、終わってからしばらく、世間話を元散髪屋さん

の主人としていた。

母の方も3時間ぐらいかかったが、待っている間、父と近くの喫茶店で馴染みの

ママさんと話していた。

ママさんや元散髪屋さんのご主人など、やはりここら辺は、長屋風情、昭和人情

が満載だった。

小生も子供の頃、ここの近くの市営住宅に住んでいて、母親に怒られたら、近く

のおばちゃん家に行き、母親が引き取りに来るまで、そこの子供と遊んでいたな

と思い出した。

長屋の人情はよかったなあ・・・。

狭かったけれど、近所のつながりは強かったな・・・

昭和は遠くなりにけりだわ。