還暦前に再出発

人生第二章の自分

懐メロ 昭和が遠くに

今、懐メロを聴いている。
昭和30年代、40年代、日本が高度成長真っ只中、あの時の
大人達は、頼もしかった。
子供だった自分は、父親に畏敬の念をもっていた。
その当時の子供は、大概そうだったろうと思う。
その頃は、まだ食事をする時は一家揃わないと、食べれない。
TVも1台で、もちろん父親の権限で見させてもらった。
その頃「7人の刑事」を父親が気に入っていたが、テーマソングが
男性ハミングで、子供心に恐ろしく聞こえ、そそくさに寝た記憶が
ある。
「宇宙家族ロビンソン」、「タイムトンネル」、「名犬ラッシー
「じゃじゃ馬億万長者」などアメリカのドラマが茶の間に流れ、
アメリカナイズされた子供が多かったのではなかろうか・・
懐メロを聴いて、感慨に耽っているわけだが、今、自分は初老
今まで、やってきたことの無意味さを痛感する。
この歳で、親父を越せない自分がいる。
なぜ、こんなにひ弱になってしまったのか・・
いかん、いかん、楽しく聴いていた懐メロなのに、気分をリフレッシュするために今から、外の空気にあたっていこうと!