還暦前に再出発

人生第二章の自分

震災復興特別委員会

今、震災復興特別委員会のビデオライブラリーを見ている。
自民党の小野寺さんの質問で、考えなければならない点が
あった。
ひとつは、復旧整備事業で中小企業グループ施設で、第一次、二次
予算で250億円が決定されたにも関わらず、実際、採択されたのは
わずか数パーセントしか採択されなかった。
理由は、県が1/4出さなければならず、現実的に無理だということだった。
安住財務大臣が小野寺さんの要望を受け止め、予備費を使ってやって
いくこととなった。(実現するかどうかはわからないが・・)
二つ目は、高台への移転で、その予算が1円も使われていなかった
ため、1つも実現できていない!
3つ目は、公務員宿舎で、5年間の凍結に決まったが、民主党
マニュアルでは、国の地方公舎を廃止するとしていたが、これも朝霞
と同様、今年、来年と計8件建築が始まるらしい。 その費用500億円から600億円らしい。
未だに避難所で生活している人たちを考えたら、その費用で復興住宅を作ることができ、3000人強の人々が生活できるのだがと質問された。
野田総理大臣は「今回の国家公務員宿舎と同様に検討する」とのこと
だった。

真剣な小野寺さんの要望に政府も飲まざるしかなかった。

震災から7ヶ月経っても、復旧、復興は遅々として進んでいなかった
ことがはっきりし、また、今の政府や官僚全員、頭が賢いだけで、国民の命、財産を救うことは残念ながらできない人々なのだ・・

国会議員の給与(報酬)も満額に戻った。
誰一人、国会で議員報酬削減を言う人間もいない。
東京電力も少なくなったといえ給与、ボーナスが出ている。
被害を受けた東北の人たちは、将来の生活も不安の中、買うものも
買えず生活をしている。

官尊民卑の国 これで復興増税されたら、たまらん・・
東北の人を助けるため、増税も止むも得ないかもしれないが
まず政治家、官僚、東京電力が襟を正して行動してからの話
だろう。