還暦前に再出発

人生第二章の自分

台風が過ぎ去って

今日の午前中は、降ったり止んだりの雨模様だったが、午後から
晴れ間が覗き込んできた・・
今年も後3ヶ月で終わろうとしているが、今年の災害は、地震や
台風、暑さの異常気温など、特異であった。まだまだこれからどうなるのかは判らないが。
毎年毎年、異常気象が続いている。
日本は、亜熱帯地域から熱帯地域に変わっていっているのではと
素人ながら思ってしまう。

ネットで宮沢賢治の事で、下記の文章があった。

人間は物理的化学的な物質でもなく、人格でもない。人間は、自然の大生命のあらわれのひとつにすぎない。人間の意識といえども、自然の大生命の自己意識にすぎない。自然の大生命は、大きな流れである。その流れはいくつかのおのれ自身を見る眼をもつ。
「総てわたくしの中のみんなであるように、みんなの各々の中の総てですから」
この言葉は、むしろ一念三千の思想を思い出させる。世界は一つの大生命の流れであると共に、ひとつひとつの世界のなかに、大生命の世界がそれ自身として宿っている、すべてがひとつであるとともに、一つのものの中にすべての世界が宿っているのである。

「文芸読本『宮沢賢治梅原猛 修羅の世界を超えて」から

人間が自然界を操っているのではない。至極当たり前のはずであるが
いつの間にか自然は人間の物であると錯覚してしまっている。

ちょっと考えさせられた。